2025年1月24日 更新

ベビーサインで赤ちゃんとの絆を深めよう

ペンネーム:nonkey

ベビーサインをご存知ですか?

ベビーサインとは、まだうまく話せない赤ちゃんと、簡単な手話やジェスチャーを使用して「お話し」する育児法です。1990年代にアメリカのカリフォルニア大学で二人の博士によって研究され、2000年に入って急速に世界中に広まりました。日本でも2004年に日本ベビーサイン協会が設立され、ベビーサイン教室の開催などを通じて、ベビーサイン育児を取り入れるママやパパが増えてきています。
我が社も若手社員が増えて、子育て世代が多くなってきたので、ここでベビーサインについてお話ししようと思います!
 

なぜ手を使ってコミュニケーションがとれるの? 

発声には口や舌、喉の機能の発達が必要ですが、手指は比較的低月齢から自由に動かすことができるため、話し言葉が出る前からコミュニケーションが可能になります。
 

ベビーサインのメリット

1. 育児が楽になる(楽しくなる)  
   - 親子それぞれのフラストレーションが減る  
   - 泣き喚く理由が少なくなる  
   
2. 赤ちゃんの健康と安全に役立つ  
   - 痛みを理解してもらえる安心感がある  
   - 危険なものを避けることができる  
 
3. 親子の絆が深まる  
   - 赤ちゃんの目線で考え、感じることができる  
   - ギュッと抱きしめたい瞬間が増える  
 
4. 話し言葉の習得に好影響がある  
   - 言葉を使う練習になる  
   - コミュニケーションの楽しさを早くから知ることができる  
 

私とベビーサインとの出会い

私とベビーサインとの出会いは、2005年に長女を出産した際、初めての育児に不安を抱えていた時に、たまたまテレビでベビーサインを取り上げている番組を見たことがきっかけでした。まだ言葉を話せない赤ちゃんが可愛い手でママと会話をしている様子を見て、赤ちゃんにもコミュニケーション能力があるんだ!と衝撃を受けたことを覚えています。
 
鹿児島でベビーサインを教えてくれる教室はまだなく、自分で本を見ながら勉強しましたが、果たしてベビーサインが本当にできるようになるのか半信半疑でした。しかし、鹿児島市の情報誌でベビーサイン教室開催の案内を見つけ、早速申し込みをして、私のベビーサイン育児が始まりました!
 
教室では、ベビーサインの種類や赤ちゃんへの見せ方などを学び、遊び歌や絵本も取り入れ、赤ちゃんと一緒に楽しみながら学ぶことができました。普段の生活の中に取り入れ、話し言葉にベビーサインの手を添えるだけです。まずは重要度の高いサインから習得しました。
 
 
長女はお腹が空いたときに「ミルク」のサインをするようになりました。ヨチヨチと2、3歩歩けるようになった頃に、「ミルク」のサインをしながら頑張って私に歩み寄ってくる姿に感動しました!サインは「もっと」、「どこ?」、「飲む」、「手伝って」、「嬉しい」など、たくさんのサインが出るようになり、長女が理由もわからず泣き喚くことはほとんどなく、楽しくベビーサインでの会話を楽しむ日々を過ごしました。
 
次女の時には、ベビーサインについて赤ちゃんと会話できるという確信があり、5歳上の長女も一緒になって早い段階からベビーサインを添えて語りかけていました。次女もベビーサインを使って沢山のことを伝えてくれるようになり、本当に楽しい赤ちゃん期をみんなで過ごしたなと思っています。私はこの経験を沢山のママさん達に伝えていきたいと思います。
 

子育て世代の皆さんへ

子育て世代の皆さん、
あっという間に子供は大きくなります。大切な赤ちゃんとの限られた時間だから、ママも、パパも赤ちゃんもおばあちゃんもおじいちゃんもみんな笑顔で過ごせたらいいですね!