2025年4月9日 更新

車の気持ちになったら【後編】

ペンネーム:レイチェル

(・・・前回のコラムのつづき)

※前回のコラムはこちらから

 

 

いざ、修理開始!

無事に帰り、車検も終わり、修理を開始。
もちろん独学。手順は以下のとおり。


〇キズの部分を目の粗いサンドペーパーから順に磨く
〇シリコンオフで油分をとる
〇サフェサーで下地処理をする
〇サンドペーパー(♯1000⇒♯1500)で磨く
〇塗装(タッチペンをスプレーにして)
〇3種類のコンパウンドで優しく研磨
〇完成

1回目
ぱっと見た目は分からない程度。しかし、よく見るとキズのラインが少し見えてしまう。
車に申し訳ない、"失敗"とする。

2回目
キズのラインの凹凸部分にパテを付け再度、挑戦!
きれいになった。まったくわからない。
車の気持ちでやったら素人でも直せた。
さぞ、車も喜んでいるはず。


"成功"!でも3月中旬だ。
お金も浮いた。
今度、ディラーに行った時に
「少しのキズなら下請け受付中!」と言おう。

車が助かったわけ

ところで、車はどうやって助かったか。

あの後、JAFを呼んだ。生まれて初めて。しかも家内の契約で。
到着したJAFの車両も坂道を登り切れず坂の途中から対処することに。
ワイヤーをタイヤに装着し、車両を横に動かすこと約2時間。
やっと脱出でき、頂上まで動かして?ターン。
明日、下るリスクを考えてJAFの車両がいるうちにゆっくり下まで車両を移動し駐車して
「助かった💦」

精算

そして、いよいよ最後は肝心な出張費等の支払い、初めて利用したからなおさら。。。。

「幾らだろう?随分時間がかかったけど・・・」、もしかしたら数万円かかるのでは?
財布はあるが、キャッシュは不要と思い、中身はあんまりない。
でも「その時は、クレジットで払える」と思っていたので気は少し楽でした。

JAFの方が、アイパッドで処理内容の入力を終えて、明細を印刷して。

「無理かと思いましたけど脱出できてよかったです!」と言い明細を渡される。
(明細には金額欄なし)

「幾ですか?」

少し間があいて。

「代金はいりません!大丈夫ですよ!」と。

えっ?

"ただ"でした。

今回、クレジットカードの出番はなく、心強い"お守り"でした。

ただ、そのクレジットカードは、財布の中で次の出番について
キャッシュとまた揉めることになるでしょう。