2025年12月24日 更新

サンタさんって本当にいるの?

ペンネーム:エルフ

我が家には、小学生の男の子が2人。

「ねぇ。サンタさんって本当にいるの?」

毎年、繰り返されるこの質問。
家庭でも学校でも、きっと同じような会話があるのではないでしょうか。

サンタを信じる純粋な気持ちをいつまでも…と願いつつも、ごまかしが効かなくなってくるのも事実。

いざ向き合うと、案外答えに困るものです。

そこで、ふと思い出した、サンタのモデルといわれる聖ニコラウスの話を慌てて調べ直し、歴史ベースで伝えることにしました。(※諸説あります)

煙突から入ってくるおじいさんサンタや、空を飛ぶトナカイは、絵本や映画の中で長い時間をかけてつくられてきた物語の中の存在です。

ただ、サンタのモデルとされている、実在の人物はいました。4世紀ごろ、今のトルコのあたりで司教を務めていた聖ニコラウスです。困っている人や子どもたちに対して、名前を伝えずそっと助けていたことで知られています。夜中にそっと贈り物を置いていった、という逸話がサンタのイメージの原点になっているそうです。

今もヨーロッパの一部の国では、聖ニコラウスに敬意を表す形で、彼の命日である12月6日に子どもたちに贈り物をする風習が残っています。

 

誰かの喜ぶ顔を思い浮かべながら、見返りを求めずに行動する。その心がサンタさんへと形を変えて、現在に受け継がれているのは、とても素敵なことだと思います。

今夜は、その流れを引き継いで、我が家もサンタ業務をこなす予定です。

みなさま、素敵なホリデーシーズンをお過ごしください🎄