2024年7月22日 更新

シアトル探訪記 2019年7月

ペンネーム:Seiji

シアトルにある世界的企業

アメリカのワシントン州 シアトルには世界で有名な企業の本社がいくつもあります。
Amazon、Microsoft、Starbucks、bowing、Costco…
シアトルの人口は60-70万人。
鹿児島市(約60万)や熊本市(74万)と同程度の街にこれだけの世界に名だたる大企業が集結しています。
その中で、Amazon、Microsoft、Starbucksを訪れた時のことを書いてみたいと思います。

Amazon

1994年7月にジョブベゾスが創業したわけですが、当初はオンライン書店としてスタートしました。
それがわずか30年で世界でも名だたる企業へと成長したことには驚きます。
Amazon本社へ入ると”Day1”という文字が目に止まります。
また、本社ビルの一つをDay1ビルと呼びます。
これには、”毎日が始まりの日”という意味が込められています。
私は、“創造的な考えを持ち続け、常にチャレンジ精神を忘れるな”という意味なのだと理解しています。

1枚目:Day One と呼ばれる本社ビル
2枚目:本社ビル敷地にあるスカイテラス。社員が思い思いの場所で仕事をしている。
また、一般の人々にも開放されている。

Day One と呼ばれる本社ビル本社ビル敷地にあるスカイテラス

下:Amazonスフィア
植物に囲まれて仕事のできるオープンスペース。一般の人も見学できる。

AmazonスフィアAmazonスフィア

そして、本社ビルのすぐ横にはAmazon Goがあります。これは無人のスーパーです。
まず、事前にAmazon Goアプリをインストールします。そして、Amazon Goへ入店する時に一度だけ、そのアプリをゲートへタッチします。
あとは、自由にショッピングをして、袋に商品を入れて退店します。
すると、スマホへ購入した商品と金額のメールが届きます。支払いは既にクレジットカードで決済されているという仕組みです。
何を商品棚からカゴに入れたのか、何をカゴから商品棚に戻したのかなど、どうしてわかるのかと言えば、天井に無数のカメラが設置されており、
それがすべてをチェックしているという仕組みです。
買う側からすれば、支払いのストレスがなく、とても楽にショッピングできたように思います。
今でさえ、日本においても似たような仕組みのコンビニは少しずつ出てきましたが、まだまだ無人化には時間がかかりそうですね。

1枚目:Amazon Go の様子。2枚目:天井に張り巡られたカメラ。

Amazon Go の様子Amazon Go 天井に張り巡られたカメラ

Starbucks本社、シアトル1号店

スターバックスコーヒーは、私自身も毎日のようにお世話になっています。私はソイラテのホットが定番のメニューですが、
ただ単に健康そうだなぁという理由だけで飲み始めて、今に至っています。
Starbucks本社ビルの1階にもStarbucksはあります。そこは私がいつも利用しているスタバとは趣が違い、
ウイスキーやワインなどアルコール類も販売されていました。今では日本でも同じような店舗が東京にはオープンしています。
そして、シアトル1号店にも行ってきましたが、観光客で混雑していました。お目当てはシアトル1号店でしか売っていないタンブラーです。
私もゲットしました。

Starbucks本社ビルとビルの1階にあるStarbucks 店舗

本社ビルとビルの1階にあるStarbucks本社ビルとビルの1階にあるStarbucks

Starbucks シアトル1号店の様子。店内は観光客で混雑しています。

シアトル1号店の様子シアトル1号店の様子

私のゲットしたシアトル1号店限定 タンブラー

私のゲットしたシアトル1号店限定 タンブラー

 

Microsoft本社

Amazon本社もそうですが、本社ビルの敷地内に自然をふんだんに取り入れています。
また、出社する時、ペットとの同伴もOKです。
私が訪問した時、少し大きめのゴールデンレトリバーと同伴で出勤している女性を見ました。
屋上には広いドッグランもあり、いつでも犬を遊ばせることができます。
そんな中で仕事ができるからこそ、創造的で生産的な発想が生まれるんだろうなと考えさせられます。

Microsoft本社内にあるオープンテラスとツリーハウス
社員は自由に、思い思いの場所で仕事のできる環境が整っている。

Microsoft本社内にあるオープンテラスとツリーハウスMicrosoft本社内にあるオープンテラスとツリーハウス


シアトルでの食事

シアトルでの食事で1番食べたかったのがトマホークステーキです。
とても美味しいのですが、結構な量で何とか3人で食べ切ったと思います。

また、アメリカの人々はオイスターが大好きで、シアトルでも生牡蠣を昼間から10個も20個も食べていました。
私はさすがに海外ですし、もしものことを考えて3-4個に止めました。日本の牡蠣よりも小粒で一口サイズといった感じです。
そして、1番驚いたのが有名な牡蠣の名前が“クマモト”、“シゴク(至極)”、“クッシ(屈指)”という日本名の牡蠣であったことです。
これには、理由があります。
昔、アメリカでは乱獲によって牡蠣が取れなくなった時期があり、熊本 天草の種牡蠣を輸入することで、
牡蠣の養殖に成功したため、このような名前がついたとのことです。

トマホークステーキトマホークステーキ

交通事情

シアトルに限らず、2019年当時、既にライドシェアの仕組みは普及していました。
以前の移動手段と言えばタクシーであるイエローキャブをつかまえて乗るのが当たり前でしたが、
Uberアプリに行き先を入力すると近くにいるUberが来てくれます。
行き先、金額も確定しているため、ドライバーと話すことはありません。
乗って、目的地で降りるだけです。
運賃はクレジットカードで決済されます。また、アプリでドライバーの評価をし、
チップも後からクレジットカードで決済します。
最近日本でも人手不足への対策として、タクシー会社等による日本版ライドシェアが普及しつつありますが、
まだまだ本格的な普及には時間がかかりそうです。


最後に

シアトルを訪れたのがちょうど5年前の2019年7月ですが、無人スーパー、ライドシェアなど、
日本において最近始まったキャッシュレス、DXが既に浸透していました。
2024年7月、今私が思うことは、アメリカは日本よりも5年ほど進んでいるのだろうと言うことです。