2026年8月31日 更新

ラオス🇱🇦物語~5泊7日の南ラオス ドンデット島(Don Det)編~

ペンネーム:Seiji

私のラオス🇱🇦物語も3回目になります。


2024年12月、私は初めてラオスを訪れました。その時は、首都ビエンチャンでした。

(以前のコラムはこちら⇒ 🇱🇦ラオス物語2024前編 / 🇱🇦ラオス物語2024後編 )


2025年11月の2度目のラオスは、世界遺産のルアンパバーン(ルアンプラバン)への旅でした。

(以前のコラムはこちら⇒⇒ 🇱🇦ラオス物語2025 ) 

そして2026年8月、3回目は、ドンデッド島(Don Det)を訪れることが一番の目的でした。島といってもラオスは内陸国であり、海はありません。

ドンデット島は、ラオス最南部カンボジア国境近くのメコン川に浮かぶ、「何もしない贅沢」を味わえる素朴な離島です。ここは、メコン川の島々が連なる「シーパンドン(4000の島々)」と呼ばれる地域の中で最もバックパッカーに人気があり、拠点の島として愛されています。

しかし、ここに到着するまで、日本を出発して3日かかりました。

8月2日:福岡国際空港からヴェトナム航空で、ハノイ ノイバイ国際空港に到着しハノイで一泊

8月3日:ラオス ビエンチャン ワットタイ国際空港に到着し空港界隈で一泊

8月4日:国内線でラオス第二の都市パクセーに移動し、乗合のミニバンに揺らること3時間、ドンデット島行きのフェリー乗り場に到着しました。

私がドンデット島に上陸したのは8月4日の夕方でした。

時間はかかりましたが、忙しくなく、時間に追われない日々。そんな時間はとても贅沢だなとつくづく感じます。

島に到着して、宿泊先まで歩いて10分ほど。

しかし、舗装されていない道路がほとんど。私はバックパックではなく、キャリケースだったので歩きにくい、歩きにくい。(笑)

面白いことに、ラオスは東南アジアでありながら、気温は30℃と過ごしやすい気候です。また、ちょうど雨季に当たるため、突然スコールが降ることもあります。すると26℃くらいまで涼しくなります。その時の鹿児島の気温は36℃でしたので、私は暑さを避けて、日本よりも南にある避暑地に行ったようなものです。

宿泊先に到着すると、ご主人が笑顔で迎えてくれました。この島には私たちのイメージするホテルはありません。イメージ的には、民宿とペンションの間のような建物でしょうか。
一泊2,800円ほどですが、とても綺麗で、部屋に入ると、すぐ目の前には、メコン川が流れていて、とても広大な景色が飛び込んできます。



この島には、私たちの日常のような喧騒も、忙しさもありません。ここは、メコン川の流れのように時間がゆっくりと流れ、時間を忘れてしまいます。

一人で歩いていると、子供達が元気に遊んでいます。私に駆け寄ってきて、何かちょうだいと手を差し出す子もいます。日本からお菓子を持ってきていたので、それを渡すと、嬉しそうに笑います。ここには、1950年代の日本の子供達がいるように思えました。

島をぶらぶら歩いていると、牛たちにも出会います。
道路に寝そべっている牛や、田んぼで作業をしている牛たち。その牛たちは、のどかな田園風景の中に、溶け込んでいます。


食事のために、食堂に入ります。もちろんこの島には、旅行者も沢山訪れていますから、旅行者向けのレストランや食堂がほとんどです。私は、ファミリーでやっているレストランに毎日通いました。

 
ライスヌードル(ヴェトナムでいうフォー)、ラオス風焼きそば、豚肉の野菜炒め、ラオスサラダなど、毎日とても美味しくいただきました。
そして、必ず食事のお供には、ラオスビール。
ビアラオというこのラオスビールは私がこれまで飲んだビールの中でもコクがあって美味しいと思える一品でした。

このドンデット島には、観光という観光地はほとんどありません。唯一、隣の島にソンパミットの滝があります。その滝まで、宿で自転車を借りて20~30分かけて行ってみました。
まず、自転車自体に乗るのが40年ぶりだったため、最初はバランスの取り方を身体が忘れています(笑)

道も泥道で水溜まりも多く、タイヤが泥に取られてまともに進みません。
悪戦苦闘しながら、やっとまともに漕げるようになり、汗をかきかき、何とか滝まで辿り着きました(涙)

ただ、滝というよりは、雨量の多い、メコン川の支流といった感じでしょうか。

そこで飲んだココナッツジュースはまた格別でした。私は以前にもココナツジュースは飲んだことはありますが、飲み終わった後、実を半分に割り、実の中をスプーンで削るとナタデココのようなゼリーが出来上がります。初めて食べましたが、ほんのりとした甘さがあり、滑らかな味わいでした。

 

私は4日間このドンデット島で過ごしました。この島では何をしたわけでもなく、ただ、のんびりと過ごしていました。

私は何を求め、この島を訪れたのか。その答えが、ここにあるように思われます。

自由に、何の枠組みもなく、ただ友達と楽しく遊んでいるそんな子供達、まだ何も都市化されていない、自然いっぱいの島の空気感やのどかさ、フランクに私と接してくれる島の人々の温かさ、そんな島の雰囲気に触れることは、私自身の子供の頃が思い出され、昭和の懐かしい時代にタイムスリップしていたように感じられました。