2025年6月6日 更新

田んぼへ久しぶりに足を踏み入れる

ペンネーム:rama

久しぶりの農作業

コメの価格高騰が話題の昨今、非常に頭を悩ませます。
私の実家は兼業農家で、毎年コメ作りをしており、実家を出る前のramaにとってコメは作るもので、買うことはまずありませんでした。
そんな実家でゴールデンウィークに田植えがあり、3年ぶりに手伝いに行きましたので、その様子を少しご紹介します(片道約4時間の帰省です…)。

ありがたや文明の利器

田植えの大部分は田植え機を使用します。
操作はとてもシンプルで、前進・後進とハンドル操作のほかは、稲の植え付けを行う部分を上下させる程度です。
実際に運転している様子がこちら(運転:rama)。ブランクはありましたが、問題なく運転できました。

運転席からの視界はこんな感じ。

 

 

機械で田んぼの中を往復しながら植え、機械で植えにくい端の方には手で植えます(わかりにくいですが、上の写真のハンドルから左は機械で植えた後、正面から右がこれから植える部分です)。

植える苗の育成はJAにお願いしており、田植え当日に下の写真のような箱に入った状態でもらいます。我が実家のある町では5月上旬になると、苗の入った箱をたくさん積んだ軽トラが行き交います
下の写真で苗の左にある白いヘラのようなものを箱と苗の間に差し込み、田植え機に苗を移し替えていきます。

下の写真の一番右が移し替える前の状態です。
稲を入れる場所が4ブロックに分かれており、各ブロック1つずつ植え付け機械がありますので、この田植え機では同時に4列植えることができます。

 

春の涼しい風を浴びながら、午前中は機械、午後は手植えを行い、半日強で今年の田植えは終わりました。
父とramaの2人で作業しましたが、全て手だと間違いなく人手が足りませんので、機械の存在が大変ありがたいです。

コメ作りはまだ始まったばかり!


無事に田植えが終わりました!しかし、実際に大変なのはこれから。
水の調整、草刈り、台風や病気…自然が相手ですので、人間ではコントロールの難しい領域がたくさんあります。
無事、秋に金色の綺麗な稲穂に出会えますように(日々のお世話は実家任せになりますが…)。