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我が家の梅干し作りは、8本の南高梅の収穫から始まる。
梅の花が咲く季節になると、今年はどれくらい採れるかなと、少し遠い夫の田舎に植えてある、梅の木を見に行く。
収穫は高くなってしまった梅の木に登ったり、シートを広げて落としたりして、1個ずつ拾い持ち帰る。

箱に入れ少し追熟させ、黄色みを帯びてきたら、洗って、水気を拭いて塩をまぶして重しを乗せる。

梅酢が上がってくるのを待ち、赤じそを加え、最後は土用干し。

最後の土用干しにも鹿児島ならではの悩みがある。
火山灰だ。
土用の丑の頃、「今日はお天気もいいし、梅を干したい!」と思っていても、灰が降っていたり、舞っていたりして干せない。
自然相手だから、なかなか思い通りにはいかない。
「えい、もう部屋干し!」ってこともある。
梅干し作りはなかなか手がかかる。
それでも出来上がった梅干しを見ると、「今年もできた!」と嬉しくなるし、子供たちから「梅干し、まだあるなら欲しい!!」のリクエストで、また作るかとなる。

しかし、ここ2年ほど梅が不作。
収穫量が少なかったり、花は咲いているのに、ほとんど採れない年もある。
毎年同じようにはいかないけれど、それもまた自然の中で暮らす楽しみなのかもしれない。
登山に、キャンプに、梅仕事。
自然の中で遊び、自然の恵みをいただく。
そんな暮らしを、これからも楽しんでいきたい。







