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2024年11月22日 更新
30周年
ペンネーム:珠梅
2024年11月22日 更新
ペンネーム:珠梅
インデックス
私は昔から高校野球が好きなのですが、プロ野球にはあまり興味がありませんでした。が、なぜかYouTubeのおすすめ動画に上がってきた生き物(球団マスコット)にハマってしまい、今ではその球団を応援するまでになりました。今年30周年を迎えた中日ドラゴンズマスコット「ドアラ」です。
鹿児島ではなじみのないキャラクターなので、周りからは「え、マスコット(笑)??」とか「何この青いコアラ」等と冷たい反応なのがとても悲しいです。
基本やる気なさそうにしてます。が、キレのある動きを見せたり突然狂暴になったりして「荒ぶる有袋類」とも呼ばれます。対決やチャレンジのイベントでは堂々と不正を働きます(観客は大爆笑です)。
外見もめちゃくちゃ可愛いです。大きな顔に大きな耳。もふもふの耳毛(よくグルーミングしてます)。それに対して身体は細マッチョでアンバランスなのがまた魅力的です。
2年前まで試合の勝敗を占う七回裏の「バク転タイム」で、ひねりを入れたバク宙とバク転をしていました。あの大きな頭と靴でこの技をするのは、体操選手でも難しいんだそうです。
プロ意識が高く、場を読む能力も素晴らしいです。私の知るエピソードは次の2つ。
①落雷によりドームが停電して試合が中断された際、ドアラは場を繋ぐため復旧までの20分、グラウンドでバク転パフォーマンスをし続け、物凄い歓声を浴びたそうです。
②ある有名投手が古巣戦で先発、ファンは皆楽しみにしていたのですが直前になって突然の降板。場内は騒然となり文句のような声もあがる険悪な雰囲気の中、グラウンドに現れたのはドアラ。球団公式のトートバッグを肩に掛けて深々とお辞儀して謝罪する姿に球場は笑い声と拍手に包まれ、一瞬で空気が和んだそうです。
適当に見えたり、決める時は決めたり、ドアラの行動やちょっとした仕草さえも、全て本人(本コアラ)が言っている「みんなを笑顔にするのが仕事」につながっていると思います。実際「他球団ファンだけどマスコットはドアラが一番好き」「野球は興味ないけどドアラは大好き」という声も多いです。
今までマスコットは記念撮影の相手ぐらいの認識しかありませんでしたが、ドアラは様々な面でマスコットの域を超えていると思います。まさに周りを楽しませるプロのコアラです。いつか生ドアラに会いに行くのが私の夢です。それまでずっと元気でいて欲しいです。
ちなみに中日ドラゴンズの新監督、井上一樹氏は鹿児島出身です。是非ドラゴンズを応援して下さい(*^^*)